春は芽吹きの季節♪
この時期は植物だけでなく、人や犬の体も代謝が活発になっていきます。
だけど、今まで閉臓(へいぞう)と言われる季節にいた体は
- 冬の間は毛穴を閉じ
- 老廃物なども溜まっていて
- 少ない水分で体を維持
してきたため、その変化に急には追いつけない。。
春にアレルギーや乾燥が起こるのは・・・
春になると、草花が芽吹き、葉を広げ、成長していくように、
人や動物の体も、春を迎え暖かい環境の中で体の代謝が少しづつ上がり、
活動のエネルギーを上げていきます。
このとき、冬時期の閉臓から明けた体は、肝臓の働きによって、冬の間に溜まった老廃物を
解毒し、毛穴を開き、排出器官から老廃物を排出しはじめます。
また、代謝があがると、体は熱を持つので、発生した熱を冷ますために体の水分も使われます。
だけれど、冬の間少ない水分で維持していた体には急に十分な水分を蓄えるのは難しく、
まずは、少ない水でやりくりしはじめるので、春になると水分が足りなくなり
乾燥に繋がりやすくなります。
だから、春はアレルギーや皮膚炎などの不調がでやすい。
春は水分補給&解毒食材で体をケア
代謝があがる春の季節に体を慣らしていくためには、まずは十分な水分が必要!
だから、いま時期は水分たっぷりのご飯で体を保水します。
そして、春野菜で解毒サポートをしてあげると良いです。
他には、
- 体を冷やさない
- 肝臓を疲れさせない
- 脂っこい食事より、脂控えめのご飯を食べる
- 水溶性食物繊維を摂取して腸内細菌(酪酸菌)を育てる
のが手軽にできる養生法になります。
私も今年は花粉が凄くて、外にでるとくしゃみと鼻水が止まらず、喉もイガイガしてたので
菜の花のおひたし、菊芋、ノラボウ菜、クレソン、ふきのとう など
春の旬野菜を毎日の食卓に足して食べていたら、気づいたら、くしゃみも、鼻水も
のどのイガイガも、でなくなっていました♪
春野菜が持つ味の薬効
春の野菜は苦味がありますが、苦味は炎症をおさめる作用もあるので、
解毒サポートしながら、炎症も緩和してくれる、春野菜を、
ぜひ積極的に取り入れてみてください♪
アレルギー症状を慢性化させない為には、出始めが肝心なので、
不調がでたら、すぐ対処してみて下さいね☆
春の人とわんちゃんご飯は・・・
体を冷やしすぎない水分たっぷりな野菜(カブや大根など)+春の旬野菜を入れて
保水&代謝サポートと、解毒サポートができるご飯がおすすめです☆
重ね煮で作った春のわんご飯の一例
食材:
まいたけ、ナス、ピーマン、カブの葉、カブ、紅芯大根、のらぼう菜(旬野菜)
さつまいも