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はじめまして。山本 愛理です!
東洋医学・中医診断学を用いた、犬の不調・体質改善、ダイエットサポート、
健康チェック、おうちケア方法のアドバイス、と共に、
飼い主様への中医学診断耳つぼセラピーと、セルフケアアドバイスを行っております。
神奈川県に生まれ、幼少期を鹿児島県と、京都で過ごし、
小学校3年生の時に神奈川県に戻り、東京で一人暮らしを経験し、
結婚後もしばらく東京に住んだ後、主人と一緒に生まれ育った神奈川県に戻ってきました。
OLを辞めて出逢った東洋医学の道
外資系企業に勤めていた頃、部署移動後の多忙な日々と、ピリピリした環境の中で、
とうとう体を壊してしまい、不眠、躁鬱、時々言葉が出てこない、理解できない
(音だけが頭の奥に流れていく感じで、言葉の意味を頭で処理が出来ない状態)
までになり、退職をしました。その当時は”笑う”ってどうやるんだっけ。という程、
心を失っていました。
2か月ほどは気力がわかず、毎日自宅で大好きな映画を見続ける日々を過ごし、
私はどうなるんだろう。と不安を抱えながら休養に専念し、動けるようになってから、
主人と一緒に生まれ育った神奈川県へ戻りました。
見知った土地と、両親と主人のお陰で元気は回復したものの、仕事に就くには不安が残りました。
そんな時、あるご縁がきっかけで漢方薬局で働かせて頂くことになりました。
東洋医学ってすごい!体から心が変わっていくのを実感
漢方薬局で生薬漢方を処方してもらい、不調の治療をしながら働きはじめた私は、
東洋医学の理論や漢方に触れていく中で、自分の性格や、人や場の気に当たりやすい気質さえも、
体(臓腑 ぞうふ)の状態と密接であったことを実感しました。
そこから自分の心の状態を体から診れるようになり、自分を責めたり、くよくよする事が減り
自分を責める事が減った事で、必要以上に気を使い消耗することも減り、
気が付いたら笑顔が戻っていました。
そして、日々薬局に訪れるお客様も自分と同じように、日が経つにつれ元気を取り戻し、
お体の不調の改善とともに、表情や雰囲気が変り、キラキラした笑顔で話されるように
なっていく姿を見て、
凄い!もっと東洋医学を知りたい!私も人の笑顔に繋がる仕事をしたい。
そんな想いが大きくなり、そこからは東洋医学を様々な角度や専門家から学び、
書籍を読み漁り、家族や自身の不調には生薬、粉薬、丸剤の漢方を処方してもらい、
診断の仕方、体質の診方、生薬の目利き、味、香り、効能、不調の変化などを体験を交えて学び、
今では匂いで生薬がわかり、生薬名からその漢方の効能がわかるようになりました。
父が肺癌に!東洋医学で原因を辿り、前を向けた
漢方薬局で働き始めてから1年とちょっと経った頃、父の肺癌が見つかりました。
胸腺の大きな腫瘍と、左肺の扁平上皮癌。転移の可能性ありで、手術はできませんでした。
聞いた時はショックで、不安に襲われましたが、
東洋医学を学んでいたおかげですぐに気持ちを切り替えられました。
「そもそも、肺癌ってどんな病気で、なぜなるんだろう?知らないから怖いし不安なんだ。
ならば肺癌の事をもっと知ろう。そして、父がなぜ肺癌になったのか経緯を辿って
できることを見つけていこう」
そこからは、肺癌について調べ、東洋医学の診断方法を使って父を診て、原因を特定し、
- 母にはスーパーで買える食材を使った薬膳で父のご飯を変えてもらい
- 父には抗癌治療に備えた体づくりの為に生薬の漢方を飲んでもらい
- 父の事で自分の健康が後回しになってしまう母にも生薬の漢方で体のケアをしてもらい
- 私は治療法の相談、日々の不調に対するセルフケア
をそれぞれ担い、主治医に抗がん治療に漢方も併用させて頂けないか相談を重ね、
許可を頂き、父には日々の生活の質を維持しながら、抗がん治療を受けてもらい
2年の治療を終え、今も日々の不調はありつつも、食欲もあり、日常生活も不自由なく
できる日々を過ごしています。
抗がん治療では、最初の半年は髪が抜け落ちました。しかし、黒い毛だけ。
東洋医学で診ると白髪は栄養がいっていない毛で、抗がん剤も毛根に影響せず抜けませんでした。
使用する抗がん治療薬の特性や、相性もあるかと思うのですが、
父の場合は、ムカムカするなどの副作用はあったものの、嘔吐したこともなく、
食事も食べれる分量や好みの変化はありましたが、私達と同じように食べる事ができ、
血液検査では他臓器の数値が良く、
”抗がん治療しているのにこんなに数値がいいなんて!”
と驚かれていました。
ただ、抗がん治療を終えて半年後に膠原病のような症状がでてしまい、
現在は少量のステロイドを飲みながら生活の質を維持しています。
しかしながら、西洋医学的治療と東洋医学の視点があったことで、
私たち家族は、日々の不調の原因を辿ることができ、不安を軽減できました。
そして、家族みんなが出来る事があることで気持ちが前を向き、
笑顔で父の闘病生活を支える事ができ、病院の治療とあわせて、
自宅でのセルフケアの幅もぐんっと広がりました。
そして何より、主治医と連携をとりながら、私たち家族も先生に父の日々の状態を説明しながら、
疑問点や不安な点を都度相談出来るようになったことで、受け身の治療ではなく、
積極的に治療に関わる事ができたことは、心の大きな支えになりました。
ドッグフードへの疑問
自身と家族のケアを通して、毎日の食事と日々の過ごし方の大切さを実感した私は、
ふと、”愛犬達のご飯って、ドックフードで大丈夫なのかな?”と疑問を覚えました。
人にとって、食事が日々の体を作っていくものなら、愛犬も一緒なんじゃないだろうか。
そこから、犬の食事を見直すべく、犬の体のケアと食事について学べる場所を探し、
東洋医学を用いた犬の食事療法の道へ入りました。
東洋医学・中医学診断で犬の体ホリスティックケアカウンセリングを始めた経緯
自身や家族など、人のケアから入った東洋医学の道ですが、
犬も同じ哺乳類なので、犬特有のことを除けば、診断から診えてくることや、
薬膳の組み立ては人と共通していることが多々ありました。
しかし人と大きく違うのは ”言葉で不調を伝えられないこと”でした。
それならば、言葉で伝えられない犬からの些細なサインを受け取り、飼い主さんに伝えたり、
自分が伝えるだけじゃなく、飼い主さんにも体の診方を伝えていきたい。
一番側にいる飼い主さんが、愛犬の体調の変化にイチ早く気づける機会が増えたら、
早期対応に繋がり、初期に治療ができる事も、もっと、もっと増える。
そしたら大事に至る前に回復できるし、シニア期の健康な日々にも繋げられる。
そう思い、東洋医学・中医学診断を用いた、犬のホリスティックケアカウンセリングをしていく事を決めました。
ペットロスと耳穴診療(中医学診断耳つぼ)への道
2018年の1月末、愛犬マロンが旅立ち、涙が毎日、毎日溢れて笑うことができなくなり、
人と話すのも辛くなり、頭痛と肩こりが酷く、肺は重くて呼吸が辛く、
目には生気がなく、心には重い扉ができたような日々を過ごしていました。
そんな時、薬局の先生が私に耳穴診療(じけつしんりょう=耳つぼ)をして下さり
「悲しみが深いとね、肺にくるよね。肺は憂いだからね。
あぁ。肺から肝にもきてるね。疲れやすいよね。
肝から脾にもきてるから、食欲でないよね。脾に来ると、腎にくるから
ここも痛いでしょ。腎は心にくるからね。肝と心で自律神経も乱れているから、
頭痛や肩こりが酷くなってるんだよ」
と、耳のツボを押してくれながら全身のケアをしてくれました。
そしたら、あんなに重かった心の扉がふわっ!と開いて、人前で死んだような
目しかできなった目に生気が戻り、悲しみを流すような涙がどんどん溢れ、
あんなに言葉がでてこなかったのに、次から次へと想いが溢れ出てきて、
先生の施術が終わる頃には、体に気が戻り、頭痛や肩こり、息苦しさが軽減されていました。
「耳つぼは気を流すのが早いからね。ちょっと楽になったでしょ。
またいつでもやってあげるよ。」
その時の出来事が、とても温かく、ありがたく、
どうにもできなった気持ちが動き出せたことは、私にとって大きな衝撃になり
”ペットロスで辛いとき、話すことはできなくても耳つぼは押してあげられる!
私のように辛い飼い主さんのために、先生から耳穴診療を学びたい!”
と新たな道を拓きました。
学んでみると、先生から教わった耳穴診療はとても奥深く、ペットロスだけでなく、慢性疾患や、
日々のちょっとした不調や疾患のケアもでき、今ではわが家には漢方とあわせて、
なくてはらないおうちケアの1つとなりました。
ペットロスを乗り越え、一緒に生き、未来へつなぐ
愛犬がお空へ旅立った時、私は犬の食事療法の試験を間近に控えていました。
耳穴診療で気を取り戻し、日々東洋医学への理解を深めていく中で、
愛犬の体の中で起こったことを辿る事ができるようになり、
”原因を知る”という事も、心の大きな支えになっていくことを実感していきました。
そして、改めて愛犬が私に遺し、伝えていってくれた多くのものに気付き、
そこから学んだ事が、出逢うわんちゃん、飼い主さんの不調・改善のお悩み解決に繋がる事も多く
姿は見えなくても、愛犬が今もこれからも、一緒に生きている事を感じています。
そしてマロンが旅立った後、寄り添ってくれている妹の愛犬であるレオが16歳のため、
健康サポートをしながら、シニア犬のことをレオから色々教わっています。
2020年4月には、初めて保護犬を家族迎え、今までの愛犬との違いに戸惑いながらも
薬膳ご飯で心身の状態を整えながら、元保護犬ノアを通して、犬の気質に合わせた
コミュニケーションの取り方や、トレーニングを含む犬の行動学を教わり
日々成長させてもらう日々を送っています。^^
一緒に笑顔で過ごせる日々をサポートしたい!
体の流れとサインを知り、調整ができるようになると
今がベスト!な日々を送ることができ、笑顔も増える
人も犬も、生きているからこそ、調子がいいときもあれば、不調なときもあります。
年齢を重ねるに従って、不調なときが増え、不安が募っていく事もあります。
みなさんは、どんなときに不安になりますか?
私は、原因がわからない、何もできることがない。先が見えない。そんな時にとても不安になります。
だけど、不思議と原因がわかり、できる事が見つかると、不安は希望に変わります。
今を知るすべがあり、できる事を重ねていく毎日は、日々の笑顔にも繋がり、
いい時も、不調な時も、バランスを整え、今のベストを作っていくことをサポートしてくれます。
先人が遺してくれた知恵の結晶でもある東洋医学・中医学。
言葉だけ聞くと難しい気がしますが、自然の成り立ちに沿っているため、
自然の一部である”人”にとっても、とても身近で、わかりやすい医学でもあります。
西洋医学だけではなく、東洋医学も日々の生活の中にあり、
予防医学が浸透し、人も犬も健康で長生き!な日々が増えたら嬉しいな。
いくつになっても、どんな時も、笑顔でベストな今日!を自らつくれるようになり、
いつかその日がきた時も、心に残るのが後悔ではなく、共に過ごした幸せな日々が
心に灯り、一緒に生き続けていける日々であったら嬉しいなと思っております。
経歴
私に東洋医学・中医学診断・耳穴診療(耳つぼ)の道を拓いてくれたのは、
漢方薬局の、臨床経験が豊富な薬剤師さんのオーナーと、店長さん、
望診法を用いて体質を読み取り、食事を変える事で自ら健康を取り戻していけるよう
サポートをしている望診カウンセラーさん、
そして、東洋医学で飼い主さんと一緒に、たくさんの動物達を根本から治療している獣医師さんです。
受け継がせて頂いたことを、たくさんの方のお役に立てていけたら嬉しいです。
また、このような経歴からカウンセリングをさせて頂きました際、
専門機関の力も必要とする場合には、ご紹介もさせて頂いております。
2016年4月~2018年9月:
漢方専門薬局勤務※(漢方コミュニケーションズ)の傍ら、
臨床経験豊富な薬剤師の先生方から直接、漢方や生薬のこと、
漢方ストレスマネジメントカウンセリングの手法、中医学基礎、中医診断学、
中国伝統医学耳穴診療法を学び、薬局勤務は2018年9月に終えましたが、
中医学・耳穴診療法については、現在も中医学専門薬剤師・耳穴診療家の先生の元で
学びを継続中。
(※漢方薬局に勤務しておりましたが、事務方の為、薬剤師ではありません)
2016年8月~:
犬の食事療法を学ぶ飼い主さんと二人三脚で、
東洋医学を用いた食事療法、鍼灸、温灸、理学療法など、
西洋医学と東洋医学の両側面から、犬の健康を根本的に治療されている
プラーナアニマルクリニックの森獣医師より、東洋医学を用いた犬の体の診方と、
食事療法を学び、犬の食事療法インストラクター師範(2018年3月合格)、犬の食事療法インストラクター師範認定講師(2020年1月合格)となる。
現在も必要に応じて、森獣医師の元で学びを継続中。
2017年7月:
望診にて体質を読み解き、自ら健康を作っていけるサポートをされている
望診カウンセラーの先生から、体の声を読み解くホリスティック望診法、
健康軸をつくる季節の養生法を学ぶ。
2017年12月
クレイソムリエ取得
2018年7月~:
中央林間・小田急相模原の漢方薬局で、ペット漢方で実績もある
”元気堂”主催の中央林間中獣医研究会に参加
2019年6月
クレイペットセルフケア修了。皮膚炎の子のクレイケアサポートをスタート
2019年12月~:
犬の食事療法師範養成講座 認定講師試験に合格し講師をスタート
2020年1月~:
東洋医学を自然に触れ体験を通すことでさらに腑におとしていくために
自然農の学び&菜園づくりをスタート
2021年1月
日本ペット栄養学会 ペット栄養管理士合格
2021年2月
動物経絡温灸取扱者取得
2021年12月
アニマルコミュニケーション、アニマルオーラリーディング、過去世リーディング
アニマルヒーリング修了。ホリスティックケアに動物さんとの対話をプラス。
2023年1月~
漢方専門薬局勤務時代の師匠が新設した漢方専門薬局にて週1回の研修をスタート。