犬の体の診かた PR

ワクチン接種は愛犬の体調を診ながら受ける

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”犬のワクチンは毎年必ず決められた時期に打たなければならないもの”

 

そう思われている方も多いと思います。

確かに、狂犬病ワクチンなどは狂犬病予防法があり法律で毎年の接種が定められています。

 

しかし、体調の優れない子や、シニア期や高齢期の子などは、

その子の体調を診ながら、獣医師と相談しながら、接種時期をずらしたり、

任意のワクチンについては、接種をするか、しないかを、相談していく事もできるため、

ぜひ、愛犬の年齢、体調などを考慮しながら、獣医師さんと相談しながら

愛犬の体のコンディションが良い時の接種を考えてみてください。

ワクチン接種を控えた方がいいとき

  • 疲れていたり、免疫が落ちているとき
  • 食欲不振や元気がない状態が続いているとき
  • 嘔吐や下痢を起こしているとき
  • 投薬治療を受けているとき
  • 体調が安定せず、治ったり、不調になったりを繰り返しているとき

 

上記のような時には、かかりつけ獣医師に愛犬の様子を伝えた上で相談し、

接種時期をずらしてもらい、体調が良好な状態になってから受ける事をお勧めします。

 

また、寒暖の差が激しい時期や、季節の変わり目、特に春分、秋分の時期などに

接種時期が重なる子で、シニア期や高齢期の子などについては、季節の代わり目は

体調不良になりやすく、免疫が十分ではない場合もありますので、

こういった気候の変動が激しい時期に体調を崩しやすい子の場合には、

気候が安定している時期に接種をずらす事もお勧めです。

ワクチン接種に気をつける必要がある子

  • 妊娠している子
  • 高齢期の子(大型犬では8歳以上、小型犬では11歳以上)
  • 以前ワクチン接種後にアレルギー反応や副作用がでたり、体調不良になった子

 

上記のような子達の場合についても、かかりつけの獣医師さんに相談し、

必要ならば接種時期をずらしてもらう事をお勧めします。

 

特に高齢期に入った子の場合、前年度は不調がなくても、今年度は体調不良となる場合があります。

 

我が家の愛犬チワワも、若い時に一度体調不良になり、その後は何もなかったのですが、

11歳の時に接種後に発熱をし、その年は3回程発熱が続いた経験があります。

 

その為、もし接種する場合でも、必ず平日の昼間に打つようにしてあげて下さい。

理由は、何かあった時に素早く対応できるからです。

 

高齢期ではなく、シニア期であっても、不安がある場合は高齢期の子と同様に、

どのようなところが不安かを、しっかりと獣医師にお伝えし、接種について相談する

事をお勧めします。

 

前回の接種日から1年以上経過したとしても、数日後にすぐにワクチンの効果がなくなる。

という事はありませんので、愛犬の体調第一で接種時期を見極めても大丈夫です。

ワクチンは平日の昼間に打つ

愛犬のワクチンは必ず平日の昼間の時間帯に受けに行くことをお勧めします。

 

理由は接種後、数時間経ってから具合が悪くなる子も中にはいるため、

午前中に受けておくことで、不調が現れた際にすぐ獣医さんに診てもらえるためです。

 

もし、かかりつけ獣医院が土日の診察がない場合には、別に土日対応の獣医院を

持っておくことや、自宅から一番近い獣医院を調べておくことをお勧めします。

狂犬病の猶予証明書について

狂犬病には猶予証明書というものがあります。(動物病院での発行となります)

疾患がある子や、以前に副作用がでた子体調不良が続ている子や、

高齢期に入り、接種する事に不安がある場合は、狂犬病接種案内のハガキを持参し、

かかりつけ獣医師さんに相談し、必要に応じて猶予証明書の発行を相談して下さい。

 

特に、他のワクチン接種後に不調になった子などは、その時の症状をメモしたものが

あればそれを持参し、狂犬病ワクチンの接種についての猶予証明書について

かかりつけ獣医師に相談することをお勧めします。

こんな症状がでた時はすぐに獣医さんへ相談

  • 発熱したとき
  • いつもと様子が異なるとき
  • 接種後に食欲がなくなったとき
  • ぐったりして元気がなくなったとき
  • 嘔吐や下痢などの胃腸症状が現れたとき
  • 呼吸困難や痙攣などアナフィラキシー症状が現れたとき
  • 顔や体に腫れや浮腫みや発赤などの皮膚症状が現れたとき

 

ワクチン接種後に上記のような様子が見られた場合には、

すぐにかかりつけ獣医師に相談し、必要に応じて診察を受けて下さい。

 

特に呼吸困難や痙攣、顔面蒼白などのアナフィラキシー症状が現れたときには

即時の対応が必要な為、すぐに獣医師さんに連れて行ってください。

 

他症状ですぐに連れていけない場合であっても、症状が診られたら

すぐに電話で獣医師に相談し、愛犬の症状を伝えた上で、

どのような対処が必要か指示を仰いで下さい。

ワクチン接種後の副作用への準備

ワクチン接種後の不調を事前に把握でき、回避できる場合はいいのですが、

なかには前年度まで副作用もなく、接種日当日も体調が良好であったにも関わらず

急な不調を起こしてしまう子もいます。

 

その場合、飼い主さんの心も酷く落ち込み、

辛い日々を過ごされる方もいらっしゃるかと思います。

 

言葉で何を伝えても力になりませんが、万が一が起こった時の準備はしておくことができます。

 

ぜひ、ワクチンは平日の昼間に受け

自宅から近い、土日診療や夜間診療が可能な獣医院を調べておいたり

日頃から愛犬の体調をメモしておくことも、いざという時の頼りになります。

 

愛犬ちゃんの健康手帳を持つ事もお勧めしています。

緊急時や、それ以外、かかりつけ獣医さんや、かかりつけ獣医師以外に診てもらう場合などにも、
健康手帳の準備があると一目で既往歴や予防接種の履歴、アレルギーの有無などが伝えられます。

健康手帳の詳細はこちらから

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ペット栄養管理士・犬の食事療法インストラクター師範認定講師・動物経絡温灸取扱者
山本 愛理_Airi Yamamoto
こんにちは。人と犬のホリスティックケアカウンセラー、山本 愛理です。
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