健康維持や、予防医学というと、
- 毎年の健康診断
- 健康を意識した食事や運動
- サプリメント
など、色々思い浮かぶと思いますが、
実は、触れることは、一番身近で、立派な予防医学です。
手は第二の脳
手は、”第二の脳” と例えられる事もあり、脳と密接な関りがあります。
そのため、人は手からたくさんの情報を得ています。
みなさんは、自分の体や、大切な人の体、愛犬の体に触れていて、
あれ?触れた感じがいつもと違う。と思った経験はないでしょうか。
手を通して得た情報は脳に自動記憶されていて、
その性能は、まるで高性能の自動記録付きスキャニングマシンのよう!
そのため、触れたときに以前と違うと、
”あれ?なんかいつもと違う気がする” と、違和感で教えてくれます。
そして、脳が刺激を与えると活性化するのと同じように、
手も使えば使うほど、触れれば、触れるほど、そこから得た情報が脳に蓄積され、
手のひらの、感じるセンサーもどんどん活性化していきます。
体表から内臓状態を知る
東洋医学では、内臓の状態は、体表や皮膚に現れるとされています。
そのため、
1)毎日体に触れ手を通して体の状態を脳に記憶していくと
↓
2)触れたときに違和感を拾えるようになり
↓
3)体表に現れる様々なサインを知ることで
↓
4)臓器の状態が外側から伺い知れるようになる
という流れができ、
未病や初期段階のうちから対処ができる事が増えて、
病気を予防できたり、病気の深刻化を防げるようになります。
いつもの触れ合いで幸せ&予防医学(健康)の両取り
我が家も、4頭の愛犬と一緒に過ごしてきた経験や、
愛犬達を通して出会った飼い主さん達と触れ合っていく中で、
触れ合うことは、幸せを与えてくれるだけでなく、
お互いに健康も支えあうことができるんだな。と教わりました。
ぜひ愛犬ちゃんと触れ合うとき、いつものスキンシップに加えて、
全身に優しく触れながら、
- 他の場所と比べて冷えている個所はないか
- 他の場所と比べてそこだけ熱い場所がないか
- イボや腫れができている場所はないか
- おでこや体がいつもより熱くないか(発熱時にも食欲ある子がいる為)
- 傷ができている場所がないか
- 触ると嫌がったり、痛がる場所はないか
- 毛が以前と比べて薄くなっていたり、剥げている場所がないか
- ダニなどがくっついていないか(いた場合は獣医さんで処置して下さい)
など、確認しながらの触れ合いも増やしてみてください。
そうすることで、いざという時、愛犬ちゃんの変化にいち早く気づき、
早期対処できることが増えていきます。
愛犬にとって一番の健康サポーターは、大好きな飼い主さんです。
触れ合い予防医学で幸せと健康を両取りしていきましょう。
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