お散歩中に人や、犬に吠えてしまうことがある愛犬ちゃんの
気持ちをお伺いさせて頂きました。^^
柴犬の男の子の愛犬ちゃん。
お話をしてみると・・・
「相手とね、じいっと目が合うと怖いんだ。
小さい頃、知らない場所に連れてこられて、
入れられた場所からは見えたのは、たくさんの人の目があって、
隠れるところもなくて、落ち着かなくて、怖くて、不安で・・・・
だから、いまも、あの時みたいに、じぃっと見られて目が合うのは
ちょっとまだ怖いから、目が合う人には近づいてこないで欲しいって思うから、
来ないでって(吠えて)、伝えているんだ。」
と教えてくれました。
ペットショップでご家族と出逢った愛犬ちゃんは、
ご家族の元にいくまでの、
お店でのガラスケースの中での日々のことを教えてくれました。
特に小さい子に吠えちゃうとのことで、理由を聞いてみると、
小さい子が目の前に来て、
ガラスをバンバンと叩いている様子を伝えてきてくれて、
「あのとき、凄く恐かったから、
いまも小さい子がちょっと苦手なんだ・・・。」
と教えてくれました。
愛犬ちゃんがお散歩中に吠えていたのは、
相手側に、それ以上見ないで、それ以上近づいてこないで、
と、ご自分の意志を伝えているからでした。
ただ、わんちゃんの場合、人のように言葉の表現がないため、
わんわんっ!と声が大きいと、どうしても人はびっくりしてしまったり、
申し訳ない気持ちになってしまうけれど、
お話をしてみると、
あ、それ、わたしが、愛犬ちゃんだったとしても、吠えるな・・・
と思うことがたくさんあって、
動物さんの仕草や行動にも、わたし達と同じように
理由があるんだよね。と、気づかされます。^^
吠えている理由がわかると、
愛犬ちゃんが苦手な状況から距離を取れるように、
ご家族もサポートができるようになるので、
こういった、理由を伴う吠えのときは、
”逃げるが勝ち”もありかなって(笑)
人の心も、理由がある恐れの克服には自分のペースで
少しづつ慣れていくのが必要なように、
わんちゃんの場合も、
吠えてしまう理由と、うまく距離を取ながら
お散歩を楽しみ、色々な人と出逢っていく中で、
ゆったりと克服できていったらいいなと思った、アニマルコミュニケーションでした。
